日本のことばでたのしんだり、たのしまなかったり。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ヒマなときにテレビの通販番組ってよく見るんです。(最近は、デジタル衛星放送さえ見られれば、110度CSで無料の通販番組を24時間やっていますよね)
「あ~、必死で売ってるな~」と、思いながらただ見ているのですが、よく 「この成分は天然由来で安心です!」 などとうたっているものがあります。「天然=安心」というのは世間一般のイメージなのかもしれません。でも、極端な話ですが、「天然のトリカブト」「天然のふぐ」なんてのは、人の命を簡単に奪う猛毒が含まれているわけです。安易なこの表現ってどうだろう、と思うわけです。 安心かどうかは、自分の目で確かめないとね。(とはいえ、それがはっきりしない今の時代なのですが)
さて、もう四月も後半に入ってきました。思い出したように更新をしています。
この間、ふと気付いたことがあります。それが、「遊戯」という言葉。 「おゆうぎ」というと、思い浮かぶイメージは幼稚園。子供たちが輪になったり手をつないだりして歌ったり踊ったりしている様子ですよね。いかにも楽しそうです。 そして、「ごゆうぎ」。あまり聞いたことないかもしれません。「お客様にごゆうぎ台のお呼び出しを申し上げます。」「ごゆうぎ中のお客様におねがいいたします」……などなど。パチンコ屋での放送を聞いていると、こういった言葉が出てきます。ここまで書くと分かるように、「ごゆうぎ」とはパチンコやパチスロで遊ぶことを指しています。タバコの煙と、騒がしい音。そんなイメージですね。 全く同じ言葉なのに、「ご」か「お」か、それだけで随分違うものだと思いましたね。 |
カレンダー
ブログ内検索
カウンター
|