忍者ブログ
日本のことばでたのしんだり、たのしまなかったり。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

というわけで、街はクリスマスイブです。日本にこんなにもクリスチャンはいないはずなのに、なんだかクリスマス一色ですね。うちのそばのコンビニではわざわざテントを張ってクリスマスケーキを売っていやがりました。商売とはいえ……。

これが、明日以降になるといきなり「歳末・お正月」モード。しめ飾りなんかが出てきて、やはり、宗教的には節操がないと感じてしまいます。でも、これが日本の12月の姿であり、よさ何じゃないか、と思いますね。

ちなみに、「しめなわ」を表わす漢字は

注連縄
標縄
七五三縄

この3種類があります。七五三は、垂らし方が順に七本・五本・三本となっていることから来ているらしいです。
さて、売れ残りケーキでも買ってこよう。

拍手[0回]

PR
…ってほどのものもないんですけど。
とりあえず、今年の漢字は「命」でしたね。予想通り。
ちなみにもう一つ予想していた「球」も、7位にランクイン。
結構いい勘していました。

拍手[0回]

12月、冬の季節になったので、寒い話題を

「布団が吹っ飛んだ」
「さぶっ!」

こういったいい方は、おそらくダウンタウンか、ナインティナインか、ともかく関西の芸能人からでてきたのだろうと思われます。その証拠に、とんねるずがこれを言うのをきいたことがない。
かたや、「鳥肌が立つ」、こちらも同じ寒さを表現する言葉ながら、

「彼の曲、も~、鳥肌もん!」

というように、「寒い」とは違って、よい方の評価に使われる。もちろん、これは本来の意味ではなく、「寒さ、恐怖のために皮膚の表面が鳥の肌のように粟立つこと」が、感動したときの「ぞぞっ」とした感覚から転用されてきたものだと思われる。

同じ寒さを表わす言葉であるが、「寒い」はマイナス評価を表わす意味、「鳥肌」がプラス評価を持つようになってきています。特に、「さぶい」は「面白くない」というような意味に限定されるだけでなくなってきているように思います。例えば…

「お前の演技、さぶいわ!」

と、いった表現がテレビで出てきていますよね。「へたくそ」「興ざめする」というような意味に広がっていくのでしょう。もっとも、「懐が寒い」といういい方はずうっとありますけど。

拍手[0回]

I love you.
誰でもよくわかる英語ですね。さて、これをどう翻訳しますか?
「愛しています」……そうそう、それでいいんですけど、問題は「I」の部分。一般的には「私は」なんだろうけど

私、わたくし、あたし、あたい、俺、おいら、おいどん、おれっち、僕、ぼくちん、わし、それがし、拙者、朕、……

などなど。たくさんあります。まだまだありそうですね。また、「you」にしても、「あなた、おまえ」など、たくさんのいい方があります。そして、それらによって雰囲気ががらりと変わります。時と場合によって使い分けている人もいます。(かくいう私も、相手や場面によって私、僕、俺を使い分けています)

それだけ、「人」との関わり、「人」の立場によるいい方の違いに敏感だったんだろうな、と思います。

ちょっとややこしいのが「自分」これは、「私」を表わす一人称ですが、関西方面では「二人称」としてもよく使われています。文脈で判断しないと、どちらの意味で使われているか迷います。

拍手[0回]

今朝、ずいぶん寒いなあと思いながら目が覚めました。
温度もかなり低かったみたいです。

タイトルのように「冬が駆け足でやってくる」と思ったときにふと、冬ほど擬人法の似合う季節はないと思ったのです。

冬が駆け足でやってくる
冬将軍が襲ってくる
冬の足音が聞こえる
冬が居座っている

などなど。「冬」という季節がほかの季節よりも厳しい(なんと言っても、外でじっとしていると命を落とす危険があるんですから)、つらいからこそこういった言い方をして、この季節を取り上げて考えるのでしょうね。

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
カウンター
プロフィール
HN:
がんぺい
年齢:
51
性別:
男性
誕生日:
1973/12/19
職業:
日本語に携わる仕事